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雑感日記

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介護保険と地域の助け合い

★高齢化社会と言われるが、ご多分にもれず我が家も間違いなく高齢者家族である。
私77歳、妻74歳、母、101歳、平均年齢84歳である。

だが、不思議なもので、現実に困らないと全くそんなことは意識しないし、何も勉強したり覚えたりはしようとしないのである。
従って、介護保険などと言ってもよく解っていないし、その時になったら何とかなるぐらいにしか思っていないのである。


★先日、もて木さんにこんな講習会があるのでと誘われていた
ブログにも書いておられるのだが、それを読んでもあまりピンとは来なかったのだが、
時間もあることだし、今日は三木社協との打ち合わせもあるし、何かの参考になるだろうと、
昨日の午後はばたきの丘で開催された講習会なるものを覗いてみたのである。
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★三木のNPOアイアイネットさんが司会をされて、
明石のこんなNPOをやっておられる
田代美代子さんが講師の講習会でほとんどが女性の方だが、こんな形で進められた。

神戸新聞の斎藤記者も来られていたから、今日の新聞には載るのだろう。
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★こんな活動をされているのである。
といって、多分これを読んでも、よく解らないのでは?
私もお話を聞いてみて、何とかやっと理解できたのである。

高齢化社会とか、介護保険制度とか、いろいろと政府や行政は手を尽くして対策はしているのだが、
現実に困っている人の対策にはなかなか間にあっていないと言うのが現実のようである。
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★これが講習会の最初に配られた。
現実に、高齢者家族が直面している『困っている実例』なのだが、
この10例のうち、『希望すれば、介護保険でサービスの適用』が受けれるのはどれだと思いますか?
というのである。

参加者の方が5つとか3つとか、答えたのだが、
正解は『一つも対応できない』のである。
ゼロと答えた人は参加者の中で二人だけ、もて木さんがその一人だったのは流石だなと妙に感心したりした。

私自身は皆目答えが解らなかったのである。

★こんな実情なので、困っている人のために『地域で助け合い』をしようとNPO活動をされていると言うのである。

私の住んでいる町は、所謂新興住宅地で町並みは綺麗なのだが、高齢化率は三木市の中でもトップクラスで、高齢者のまちなのである。

三木市全体は、高齢化率24.9%でまあ平均値と言えるのだろうが、4人に1人は65歳い所の高齢者なのである。




★私が、この講習会を覗いてみようと思った、もう一つの理由は、

私たちがやっている、『NPO法人The Good Times で多分お手伝いができる』と思ったからである。

講習会後、田代さんにも紹介いただいて、何分か立ち話をした。
帰宅して、そのホームページなども見せて頂いた。
大体、予想していた通りのレベルで、日本の社会の活動の実態は『システム』とか『仕組み』とはしょっちゅう仰るのだが、そのレベルがアマチュアレベルのために、なかなか機能していないのが実態なのである。

その代わり、活動そのものは非常にこまめに立派におやりなのである。
折角の活動をもっと底辺まで広げて大きく展開すればと思うが、
その仕組みはどこにも存在しなくて、みんな『努力の積み上げ』なのである。

日本人は『努力』が好きなのだろうと思う。
それが逆に災いしていることに気付いていない。

つい先日、『シーズ加古川』という立派なNPOさんから、NPO The Good Times に照会があったりした。
そのホームページをみたが、規模は大きいがシステムとしてはお役所的なレベルなのである。

これら明石や加古川のNPOさんも、
『若しご縁があれば』幾らでもお手伝いはしたいと思っている。

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★今日は『三木市社会福祉協議会』と基本的な打ち合わせを確りやることになっている。
こちらとは『ご縁があって』すでに繋がっているのである。

NPO The Good Times はシステムそのものだから
『それを使う』と意志表示があればお手伝いをする『ずぼらなNPO』である。
ブログでも、ツイッターでも、それを利用する人が、利用の仕方やそのレベルを自ら決めるもので、ブログやツイッターが売り込んだりはしないのである。

そんな『ずぼらなNPO』だが、そんなにのんびりしていても十分やっていけるようなシステムに仕上がっているし、
何故か『シーズ加古川』さんからアプローチがあったりするのである。
ただ、そのシステムのレベルは、規模は小さくても日本の最先端のレベルで展開したいと思っている。

最近はホームページのアクセスも、結構活発なのである。
昨日も新しく団体会員さんの申し込みが奈良からあったようである。
by rfuruya2 | 2011-01-21 05:58