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雑感日記

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環境の変化に弱い業種、業界

主として国内のみを対象として経営を行ってきた業種、業界では過去において、競争制限的な政策が実施されてきたという。

そんな競争を制限してきた業界では、談合や暗黙の了解による高価格、個性のない同じようなサービス、消費者や末端ユーザーの利益ではなく、業種業界の利益優先などの弊害を招くのだというのである。

どんな業界かというと、建設、サービス、金融、証券、生保、損保、アパレル、飲食、農業などという。
これでは日本の殆ど優良企業といわれる業種ではないかと思う。

これでは日本の一般の企業風土、企業体質そのものが環境変化に弱い体質だということか。

そういえば、あの銀行が危ないといわれたのはつい最近のことである。

二輪車事業という海外市場が主戦場の、最も競争の激しい業界の中にいたので、競争こそが企業発展のベースだと思っていたが、談合や業界の利益優先は今まで常識のようにいわれてきた。

やっと最近になって、環境の変化というか、世界の潮流のなかで競争意識が芽生えてきたように思う。
by rfuruya2 | 2007-04-03 18:32