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雑感日記

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鈴鹿30周年8耐記念大会

毎年、7月末の日曜日、鈴鹿8時間耐久レースがある。

この数年、そんなことも忘れかけていたが、今年は30回の記念大会であることから、朝日新聞などもその歴史を振り返って連載記事などを載せていた。

丁度30年の真ん中頃、1990年からの数年間レースに深く関係していて、毎年夏は鈴鹿の8耐ウイークから始まった。
8耐が一番華やかだった時代である。

カワサキも1993年、1回だけラッセル、スライトのコンビで優勝を果たしている。
そのころ、フランスのルマン24時間では二連覇を果たし、耐久は強かったはずなのに、そのフランスチームを何度か投入したが勝てなかった。

8時間ではあるが、スズカ独特の高速耐久なのである。
昔、スズカがスタートした頃のGPレースの1周タイムより20秒も速いタイムで8時間走り続ける過酷なレースなのである。


そんな鈴鹿8耐の記念大会を制したのは、プライベートチームの「ヨシムラ」だった。
日本のレースは、当時各地にあった米軍キャンプの周辺で見よう見真似で始まったようにも思う。

八戸、厚木など基地の周辺にいいチームが沢山育った。
九州、雁ノ巣。確かヨシムラはここから文字通り巣立っている。
レース界の名門チームで、その後の日本のレース界をリードし続けてきた。

今回の8耐優勝は、27年振りという。
30回の記念大会の優勝者として最も相応しいチームだと思う。


今年の周回数は216周。また速くなっている。
ちなみに、93年カワサキが優勝したときは207周である。
今年のカワサキのプライベートB-Line の周回数が208周であるのを見てもマシン、ライダー技術の進歩が伺われる。

来年は、カワサキも是非ファクトリー体制で出場して欲しいものである。
by rfuruya2 | 2007-07-30 07:54