甲子園球場のツタは有名である。
球場の壁一面を覆うほどに成長していたが、確か今は球場改修でなくなっているのではないかと思うが、
そんなシンボルのようなツタの苗が7年前に全国の高校に配られ414校が栽培に成功しているという話が今朝の新聞で紹介されている。
私たちの年代は、夏の予選も、冬のOB戦も甲子園であったし、特に私は大学のリーグ戦が甲子園を使っていたので、そんなに甲子園が珍しい特別の存在でもなかった。
昭和25年の夏の大会に甲子園に出たときも、甲子園の土など関心もなかった。
でも、甲子園に出場することは、
野球をやっている最終の目的であったのはいまと同じであった。
土よりはツタがいいと思う。
ツタはどんどん育っていく。全国で400以上の高校に甲子園のツタの子供たちがいるということは、夢があっていい。
さらに、孫を作ることも可能である。 と思った。
記事を確り読み直してみたら、、
球場の改修工事で、ツタの約半分が取り払われたため、リニューアルにあわせて各校のツタを「里帰り」させようという話があるという。
414校の全てが甲子園に出場という形で参加することは難しいだろうが、
「ツタの里帰り」での甲子園参加は可能である。
「球児の夢ツタに重ね」、 いい話である。