人の気持ちはいろいろである。世の中もいろいろである。
それを正確に知るのは難しい。
それを知ろうといろいろ試みることをマーケッテングと言う。
マーケッテングを常にしようと思うこと、
常に相手の立場を考えて物事を考えたり、言ったりすること、
これを「マーケッテングマインド」と言うのだと思っている。
習慣になって、身に付いてしまうと何時でもそのように考えられるのである。
自然にそうなることを、「体質」と言うのだと思っている。
マーケッテングをしようと試みる人は意外に多いのだが、
「マーケッテングマインド」が体質として身に付いている人は、稀である。
お役人だとか、大企業の人たち、みんな優秀で資質は充分なのだが、ほとんどの方が自分の側からの発想しかなさらない。
「マーケッテングマインド」は殆どないと言ってアタリである。
最近、よく接触のある役所にお勤めの「さるとる」君が昨日こんなブログを書いている。
「市の自治会に対する姿勢」についてである。
当たり前の話で、こんな姿勢では組織や説明会は出来ても、物事の真にめざすところは絶対に実現しないのである。
末端の状況や、人の気持ちが解っていないのである。
何故、こんなことになるのだろうか?
そんなことが解る場に出る経験が殆どないからだと思う。
仮に出たとしても、その経験を真摯に受け止めようとする態度がないのだと思う。
「さるとる」君には、「マーケッテングマインド」を体質として持てる資質を感じる。頑張って欲しい。
今、いい経験をされていると思います。
役所の方が、一人でも多く「マーケッテングマインド」を持てるように努めて欲しい。
いい「市政の原点」はそこにあると、ずっと思っている。
「言われないと解らない」「何故早くそれを言わなかったのか」と言う人は落第です。
「言う機会もないのです。仮にあっても相手がエライサンでは言えないのです。」
「言われなくても、察する」こうならなくてはいけないと思っています。
「さるとる」君のブログのコメントの積もりで書きました。