朝日の時々刻々に財政再建団体になって1年を迎えた夕張市のことが載っている。
再建団体になるとどんなことになるのか、
「住民の疲弊は深刻だ。市職員の想定外の大量退職や税収の大幅減など誤算も相次ぐ」とある。
初めての経験なので予想外の事態になるのであろう。
「再建計画は地域をダメにする。早急な見直しを。」という意見もあるが、
「予想外の歳入減にも歳出減で対応し、計画は予定通り遂行する」
計画を推進するのは総務省や道から来た出向組のようである。
市役所で働く職員にとって、
「再建計画は地域の実情を無視した机上の空論だ」 と地元出身の職員は言っている。
これをみても如何に厳しいものかが解る。
この記事のヨコに、破綻寸前北海道赤平市とある。
赤平市が苦しい原因は市立赤平総合病院が原因の一つに上げられている。
北海道に2000年まで2年ほどいた。
夕張はメロンが有名で炭鉱の町もメロンでいいんだ位に思っていた。
赤平も滝川の直ぐ隣で通ったこともある。どちらも普通のまちであった。
「病院が」と言えば、三木の市民病院も大変なようである。
もて木さんがブログをアップしておられて、病院経営の資料なども添付されているが、正直言って難しすぎて解らない。
先日の、小野と三木の病院統合のための金額を見ても、小野と三木の間に計画額の
差が100億円もある。
三木は今後どんな風に対応するのであろうか?
こんな難しい問題は、市民に聞いても解らない。
解ったように応えてもちゃんと解って答えていない。プロが考える領域だと思う。
大阪も考えているようである。
これを残せアレをどうだなどと言っているが、再建団体になってしまったら根こそぎダメになってしまう。
三木は大丈夫と言えるのであろうか?
こんなことこそ明確な情報発信が、必要であろうと思う。
議員さんでもよく解らぬような、中途半端な情報発信ではダメである。
ちゃんとした組織を作って、責任のある体制で検討し、議会でも議論すべきであると思う。
もて木さんのご意見に賛成である。