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雑感日記

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校長先生の卒業式

私が小学校のころ、勿論戦前の軍国主義教育が花盛りの時代であった。

先生は子供たちにとって絶対の尊敬の対象であったし、父兄も常に敬意を持って接していた。
先生に文句を言ったりすることなど考えられなかった。

まして、校長先生などは雲の上の存在で、その印象は毎月8日の『大詔奉戴日』に12月8日の『開戦の詔書」を読み上げらる偉い先生というのがその印象である。
事実、6年間の小学校の生活で校長先生と直接話をしたという記憶はない。



この時代も、ある意味結構よかったのだが、
最近は時代が変わって校長先生も子供たちにとって身近な親しめる存在のようである。

永年勤められて退職される校長先生に、子供たちが感謝の気持を込めて、
校長先生に卒業証書を贈ったというほほえましい話である。

三木の自由が丘中学の神崎校長先生の話だが、こんな送られ方をすると先生をして本当によかったと思われると思う。
日頃ちゃんとしていないと、こんなことにはならないと思う。

いい話だと思う。
by rfuruya2 | 2008-03-12 08:12