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雑感日記

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支離滅裂な話

非常に関心を持っていた、三木鉄道の跡地問題が一応の結論が出たようである。
詳しいことを知っているわけではないが、
出された結論は、迫力も面白くもない、極端に言えば 『支離滅裂な話』 のように思えてならないのである。


もともとのこの問題の出発点は、『年間6000万円と言う負担』が大き過ぎる、と言うことに端を発している。
藪本さんが、その廃止をマニフェストにうたったことが、一番の原因であったのかも知れない。

この決断をされる頃、市長メールも出していた。
6000万円、バスの代替の費用を差し引くと年間たったの4000万円。
この金額が大きいか小さいかの問題である。大した額ではないと、思った。

残して上手く使えば、
三木鉄道だけでなく神鉄も一緒にその活用を考えたら、幾らでもいい案はあると思った。
三木の収入源、それも億単位の収入源になると思った。
三木に年間延べ400万人来るという観光客は殆どがクルマである。
『鉄道+みっきいバス+スポーツ施設、神社仏閣など+温泉など』トータルを繋いで、新たな観光客を呼び込めば、4000万などの回収は簡単であった。これは増分利益なのである。
市長メールだけでは頼りないからと、この問題に限っては市長デスクで直接具体的な数字を出して、説明もしたのをよく覚えている。

中止になったのは、市長の公約なのだから『仕方がないのか』ともそのときは思った。
しかし、やめると言う限りは、そのあとどうするかは、『考えていて当然である』

その後始末は、何の関係もない市民を集めて考えて貰うでは、これは無責任きわまりない。
それも方向も示さずに、ただ検討してくださいでは、いい案に纏まるはずがない。
迫力のない、中途半端な案に仕上がることは、やる前に充分予想されることである。
『仮説も想定もない』単なるヤミクモ、出たとこ勝負、『成功しないやり方の典型』である。


そのうちに市民病院問題が発生して、『財政危機宣言』を市民に向かって発信された。
4000万円でもやめてしまったのがから、
即座に市民病院の廃止を視野に入れての検討をするのかと思ったら、これはその検討もせずに残すのが当然という『スタンス』である。
勿論、残せたら一番いいのだが、残したら多分『三木市は破綻する方向』と宣言しているのである。

その対策として、市民が殆どである市の職員の給与を15億円も削減するとか、毎年15億か幾らかかはよく解らぬが資金を流し続けぬと病院はもたないというのである。
4000万円とは桁違いの数字であるのは、誰が見ても明白である。
三木市民一人当たり幾らになるのか、それも毎年継続である。
更に、上手くいく自信はなくて、ひょっとしたら、三木市は破綻すると仰るのである。

そんな中で、今回出た跡地案は、また幾らかの追い銭が発生するようである。
こんな一連の話を、 『支離滅裂』 と言うのだと思っている。

三木市という大きな船には、8万人の三木市民が乗っている。
舵を取る船長は、この船はどこに向かってどのように走っているのか。
走ろうとしているのか。明確に情報を発信する責任があると思う。

財政危機宣言をされた割にはのんびりしておられる。
危機宣言の対策も、跡地と同じように誰かに考えて貰う方向である。

先日、久しぶりに市長メールを出して、病院問題をお聞きしたら返事が来た。
返事になっていないので、もう一度お聞きしたらもう一度ご返事いただいたが、これもよく解らない。
そしてこの問題の担当はどこどこと担当部門が記してあった。
一担当部門の問題と思っているのだろうか?
今こそ、リーダーの『リーダーシップ』が問われているのである。


先日、三木に来られたりした、三条市の国定さんや箕面市の倉田さんなどは同じ環境の中で、
こんなに元気で、うらやましい。
仲間に入れるチャンスは幾らでもあるのに、そんな気がないのだろうか?

三木も何とかいい流れに乗せて欲しいと思うのである。
by rfuruya2 | 2008-10-30 06:34