先週の日曜日、『セカンドライフの応援講座』に行ってきました。
桃山学院の石田先生のお話でした。
先生ご自身が1948年生まれですから、セカンドライフで先生をやっておられるのかも知れません。
いろんな面白い話を聞いてきました。
いろんな世の中のことは、色々とややこしく複雑なのですが、そんな複雑な事柄を、
ごちゃ混ぜにしながら、経験やカンで解決していくのが、実業の世界かと思います。
学問の世界は、それを分析し、なぜそうなるのかなどのいろいろな問題を分析したり、
整理したりしながら、実業の世界に役立てる手法などを提供しているのかな、と話を聞きながら思いました。
あまり勉強をしたことがありませんし、理屈ばかりが先行するのは好きではないのですが、
このような勉強も、物事が整理してあるので、知っているほうが上手くいくだろうなと、
75才の今になって気付いているような次第です。
いろんな問題が整理して、纏められています。
例えば、
『充実したシニアライフ』 とは
学習活動 Learning
野外の活動 Outdoor Activities
社会に役立つ活動 Voolunteering
健康のために Exercise
とあって、英語の頭文字を並べたら『Love 』になるとか。
、
これなどは、どちらかと言うと、何とか 『Love』にならぬかと努力されたのだろうと思います。
『Kaze 』 風を切って走るバイクやジェットスキーのカワサキのユーザークラブのネーミングですが、単なる『風』の『Kaze』ではなくて。
『Kawasaki Amuzinng Zone for Everybody 』 というコンセプトもどきの意味も持っていますが、これも逆からの発想でした。
大したことではないのでしょうが、そんな風に分析したり組み上げるほうが覚えやすいのかも知れません。
最後のほうで、時間切れで詳しい説明がなかったのですが、(このあたりのテーマが一番の関心でしたが、駆け足で通り過ぎてしまいました)
ボランテイアなどの現実に起こる問題点、
いろんな沢山の問題がいっぱいあって、どれを最優先にするのかなど
『合意形成の難しさ』
今の社会は価値観が多様化している上に、自己主張が前面に出ますから、合意形成は一番難しい課題だと思っています。
いろんな組織やグループがありますが、合意形成が出来ているグループは現実には少ないはずです。
それを解決するための
『グループ間の葛藤解決の順序』として
退去、制圧、多数決、妥協、統合
などと上手く分析されていましたが、こんな問題が実務では一番難しいのだと思っています。
それ以前の、ビジョン、ミッションなどが日本ではあまり言われなくて、直ぐ実務や具体的な事柄に入りたがるので余計に難しいのだと思います。
合意形成は、『リーダー次第だ』 などと、乱暴に思ったりもします。
そんな乱暴なことを思ったりするのは、こんなことになるからです。
三木でも、三木鉄道の跡地問題が同じようになっています。
三木市民病院もおかしくならぬように、祈っています。
『選択と集中』などよく言われるのですが、これはリーダーに求められている判断だと思います。
これを下に任せて、委員会で結論を出して貰わねばならぬようなリーダーが、多すぎるのかも知れません。
こんなことを、実務、実業の世界でずっとやってきましたから、
こんなのを上手く解決するのは、ある程度自信がありますが、こんな分析の言葉だけでもしているほうがより簡単だなと思いました。
やはり、勉強しなくてはいけないなと感じた、日曜日の1時間半でした。