今年から、我が家のラズベリーが急に大きくなった。
もう何年も前から鉢植えにしていたのだが、その頃は大して大きくもならずに、、毎年今頃にこんな実をつけていた。
実は熟すと真っ黒になる。
昨年春ごろから、鉢からの枝から直接土に根を下ろしたのがあって、それがどんどん伸びだしたのである。
夏ごろからは、さらに枝別れして、冬を迎える頃には10数メートルにもなって、こんな状態になってしまったのである。
ラズベリーはそんなに美味でもないが、『目にいい』とか『ジャムにするといい』とか。
結構、奥さん方には人気である。
鉢ならそんなに育たないのに、なぜ直接土に植えるとこんなに大きく立派になるのだろう。
それも石垣の隙間の土に勝手に根を下ろしたのである。
先日、
風雅舎の社長さんにバラのことなど伺ったとき『土』ということを力説されたが、『土台』という言葉もあるように『土』という最も根幹の部分が大事なのである。
枝や花はよく目に付いてそこばかりが気になるのだが、土の手入れは、よく言われるがなかなか出来ないのである。
何事もそうなのだろうが、地味だがもっとも根幹の部分が大事なのだろう。
先日JJさんに誘われて、吉川の山田錦を栽培する土の田んぼに黒枝豆を植えてきたが、この土も独特であった。
こんな土で植物は育つのかと本当にそう思うほど『ごろごろ』していた。
ところが、この土がいいのだという。
そんな土と山谷の美しい環境に恵まれて、日本一の酒米『山田錦』は育つのである。
植物、植木やバラなど興味関心もあり、土もある程度は気にしてはいたのだが、もう少し土という根幹の部分に気を遣っていこうかと思っている。
吉川の熱血漢丸坊主君の奮闘記も始まった。
ここの卵は最高だったし、先日奨められて買った大根もうまかった。
農業を中心に書かれるようなので、いろいろ、参考になることも多いのではと期待している。
生き物はみんな、育て方ですね。