人気ブログランキング | 話題のタグを見る

雑感日記

rfuruya2.exblog.jp
ブログトップ

武雄育ちのレモングラスで思うこと

武雄のレモングラスが台湾に進出するそうである。
武雄にレモングラスが出現したのは、4年ほど前からで、そんなに昔からあった話ではない。

4年間もあれば、ゼロからでもこんなことになるのである。
それに対する感想の一部を、今朝のブログで書いているのだが、

その最後にちょっと触れた、『武雄育ちののレモングラス』というホームページ

あんまりご関心はないかも知れぬが、是非ご覧になってみて欲しい。
樋渡さん自らのブログで、詳細は後日ホームページにも詳しくアップすると紹介されている。

ちょっと覗いただけでも、よく出来ていると感じる。
○仕組みが確り出来ているから、
○或いは仕組みを使おうという明確な意思があるから
○ヨコ展開の連携が武雄ではもう体質化されているから
こんなホームページが出来るのだろうと思う。

多分、農事組合法人武雄育ちレモングラスハッピーファーマーズのホームページなのだろうが、
武雄市役所も観光協会もホントに協力体制だと自然にそう思ったしまう。
個人ユーザーの会員募集には、GMOインターネット(株)という既存の仕組みも使っているようである。


三木にも金物や山田錦や、ぶどうや、ゴルフ場やいろんな施設など
世界一、日本一、西日本一、県下一と幾らでもあるのだが、みんな縦型でヨコの繋がりは皆無である。
ホームページ、展示施設もみんな個々には努力をされているとは思うのだが、もう一つトータルで機能していないのである。



★この武雄と三木の差、は何か?
三木の個々の人たちが、武雄の人たちに劣っているとは、決して思わないのである。

★これは、樋渡さんと薮本さんのリーダーの広報に対する 『スタンスの差』だと思っている。

広報が解る方、或いは広報に理解がある方がリーダーになると、組織は全然違った動き方をするものである。
同じ自民党でも『小泉さん』のときがそうだった。
最近の、川崎重工も田崎さんという広報に関心がある人がリーダーになってイメージは少し変わった。


★リーダーには、当然のことだが権限だある。
権限を権力として使うのではなくて、
広報戦略の分野に上手く使うと、全体が動き出し、直接指示権のとどかない末端民衆までが動き出すのである。

ただ、一般に『広報が解っている、或いは広報に関心があるリーダー』は、
残念ながら日本では、極々僅かなので、薮本さんばかりを責められないが、
三木ほどいっぱい、広報材料が揃っている市もまた少ないので余計に惜しいと思うのである。

★是非、三木のリーダーは、『広報が解るかた、広報を本当に理解しようとする方』になって欲しいと願っている。
もし、薮本さんがもう一期、市長をお勤めになる気なら、ホントに広報も一から勉強し直して、
その『スタンス』を変えて頂きたいと思っている。


従来のスタンスでは、直接指揮下にある役所の中でも機能しないのだから、末端の市民が動くはずもないのである。
折角、優秀なアタマもお持ちだしまだ若いのに、惜しいとホントにそう思っているのである。

樋渡さん、大阪の橋下さん、東国原さん、或いは最近の民主党のやり方は、広報を理解してヨコ展開の動きなので、みんなが関心を持ち出すのだと思っている。

確かに、病院を統合するのも、ハコモノを造るのも政治の一貫ではあるのだが、これらはみんな権限行使で実現可能だが、広報関連は権限だけでは決して機能しないのである。
ホントの行政は、生産管理型よりは、マーケッテング型のほうがいいと思っている。

★行政に、民間の知恵をとはよく言われているが、『生産管理型の思考や手法』が圧倒的に多くて、
『マーケッテング型』は数少ないのだが、今後の傾向の主流になっていくのではないだろうか。
by rfuruya2 | 2009-11-03 05:47