★アタマの中に全然無かった『神戸電鉄』ですが、この半月、ずっと考えていました。
『神戸電鉄粟生線廃止問題』です。
現在、神戸電鉄、小野市、三木市などの人たちで、
『
神戸電鉄粟生線活性化協議会』が組織されて、検討が進められています。
この問題に、関心を持ったのは、5月21日の神戸メリケンパークでのミニ鉄道フェスタの日ですから、ちょうど半月前のことです。
なぜ、今まで乗ったこともない神戸電鉄に興味をもったのか?
どのように考えたのか?
そして、この半月間、私なりに出来る限り積極的に、真面目に動いてみました。
その動きは次のようなものです。
そして今朝、そんな感想など、纏めています。
★
1.5月22日から、3日間連続でブログなどに、
神戸電鉄粟生線問題をアップしています。
2.そして、直ぐ三木市長に市長メールで連絡しています。
3.お隣の小野市の市長さんにも市長メールしました。
4.さらに、活性化協議会の事務局の三木市の担当の部長さんと課長さんにお話をしました。
5.そして昨日、神戸電鉄の鉄道本部の副本部長さんと企画部長さんと3時間ほどお話をしました。
★この神戸電鉄粟生線問題は
世の中の少子高齢化からくる乗客の減少が続いて、毎年10億円の赤字となり、神戸電鉄としても、このままでは『廃線』を考えざるを得ない。
三木や小野の周辺地域にとっても、これは重大問題なので『衆知を集めて対策』しようと協議会が立ちあげられているのです。
既に何度も検討が進められていますが、解決の名案が出ている訳ではありません。
これは、構造問題なのです。
周辺の地域の人たちが、衆知を集めて、努力を積み上げて解決できるような問題ではないと思います。
むしろ、日本独特の縦割りタテ型の努力積み上げ方式が、『問題解決の邪魔』をするのです。
このような構造問題の解決は、
もっと広く周辺地域に拘らずに、個別の積み上げではなく、億という単位の改善を見込める
『新しい創造的な仕組みの構築』の上に各施策の展開を図らない限り、解決しないものと思っています。
然し、それは管轄外。 と言った途端に頓挫します。東日本大震災対策と同じです。
それを乗り越える熱意とリーダーシップが必要です。
そんな『私独特の考え』をこの半月間言ってきました。
直接の担当の責任者の方にもお話し、それこそ『一定の理解』はしていただけるのですが、
タテ型の組織構造などの問題が邪魔して、『GO』の決断はなかなか難しいのだと思います。
NPO The Good Times のシステムは、間違いなくお役に立てるシステムに仕上がっています。
ただ、それはブログやツイッターと同じシステムですから、
システムを使う方の意志や行動がちゃんとしない限り機能しません。

(昨日は、何十年ぶりに神戸電鉄に乗って鈴蘭台まで行きました)
★現役のころカワサキの二輪事業を担当しました。
二輪事業は基本的に世界に展開するネットワーク販売です。
何度も、難しい構造問題に直面し、そのうち2度直接担当し解決しています。
今
gooのブログの『自分史』で、本社のエリートたちが放り出した問題を対策したあたりのことを書いています。
現役の最後のころ、ケイ、スポーツシステムというソフト会社を立ち上げて、55000人のユーザーを集めて、年間5億円ほどの金を集めて、みんなで楽しくやっていました。
日経ビジネスに取り上げられるほど話題になったりしました。
現在のNPO The Good Times は、そのケイスポーツシステムの仕組みを進化発展させたシステムですから、
ちゃんと使われたら間違いなく機能し、問題は解決します。
★神戸電鉄の『KOBE』というネーミングも最高ですし、日本に何百万人いるのか解らない熱烈な『鉄道マニア』も、粟生線だけに限らずに、むしろ三田や有馬の線も巻き込んで、・・・・
調べてみたら、車両は全て川崎重工製のようですから、Kawasakiも、川重の鉄道ファンクラブも、もっと言うなら阪急、阪神グループですから、
それくらい枠を広げての発想をされたら、物事の解決は至極簡単なのですが・・・・
まず、それは管轄外で、粟生線だけ、周辺住民だけなどで解決策をと言っている限り、
解決の目途は立たないと思います。
昨日は神戸電鉄の方と和やかにそんな話をしてきました。
私として、動ける範囲で、やれることはやりましたので、
後は、ご縁があるかどうかです。
騙されたと思って信じられたらどうですか?
『信じる者』 『信者』 をヨコに繋ぐと『儲かる』となります。
現役のころから、ずっと世の中で初めてのことばかりにチャレンジしてきましたので、
なかなか説明しても、解らない人に常に言ってた言葉です。
●市長さんでも、議員さんでも、どなたでも、
ホントに真剣に、やろうと言う方がおられたら、いつでも喜んで応援します。