★三木市長の『
今年度施政方針』が三木市のホームページに載っているので読んでみた。
項目としてはこんな内容である。
1 はじめに
(1) 神戸電鉄粟生線の存続
(2) 統合病院 の開設 に向けて
2 三木を取り巻く情勢
3つまちづくりの 3つ軸
(1) 三木の新たな顔づくり
(2) 土地利用の規制緩和
(3) 企業誘致の推進
4 予算編成
(1)産業の活性化・ 雇用の確保
(2)高齢者をはじめ市民の暮らし守る
(3)子育て支援・教育の充実
(4)定住基盤づくり
(5)地域の元気力アップ
(6)環境にやさしく美いまちづり
(7)まちの経営
5 おわりに
★総理大臣の施政方針演説でもそうだが、
この感想と言われるとなかなか論評は難しいなと思うが、
全体構想としては『いいんじゃないですか』という内容なのである。
個別問題として注目したいのは
● グリーンピア三木を『新しい三木の顔』にすると言われている。
三木総合防災公園のスポーツ施設とも連携して、『グリーンピア三木の活用計画』を県に申請する。というのだが、具体的にどのような展開を図られるのか、当事者の『グリーンピア三木』がどのように連携して動かれるのか。
三木市単独でというよりはグリーンピア三木や県と連携というのならいいと思う。
● 神戸電鉄との連携も『粟生線問題』とからんで、いろいろ言われているが、ぜひ具体的な実績を創って欲しいものである。
今実施されているような駐車場などだけでは、『お茶を濁した』程度で、そんなに効果があるとも思えない。
● 『まちの元気力の回復』と言われていたが、
『回復』というのがどの時代の、どんな状況を指しているのだろうか? かっての人口増加などは望むべくもない。
『人にやさしい元気なまちづくり』に反対する人などいないのだが、
その完成に向けて職員と一丸になり邁進する所存です。
と結ばれているのだが、ホントに職員一丸となるように、
市長としてそれを『最優先課題』にして頂きたいというのが一番の要望なのである。
今一番三木市で問題なのは、市長の言われることはいいのだが、
その方針のもとに、
『
職員が一致団結して目標に取り組んでいない』ことではないかと思っている。
★三木に限らず、少子高齢化が日本の今の現状である。
高齢者にやさしくはいいのだが、ちょっとtoo much のように思う。
私自身79歳になり、年金生活者で、年金以外の収入は一切ない普通の老人だが、
国を始め、特に三木市は、高齢者に『やさし過ぎる』と思っている。
もう少しその程度を緩めても十分だと思っている。
例を挙げて言うなら、
『インフルエンザの予防注射が無料』などはやり過ぎである。
そんな金があるのなら子どもたちに回してあげてはと『毎年そう思っている』
『神姫バス』の無料チケットなども有難過ぎて、三宮に行く時、神戸電鉄に乗ることなど考えもしないのである。
もう少し『若い人たち』に目を向けた国政、市政でないとホントの政治が戻って来ない。
若い人たちが動けば『大阪市』のようなことが起きる。
新しい風が吹く。
『年寄り優遇』はそんな変化を望まない、選挙の票数ばかりが気になる『旧い政治家』達が掲げたがる『旗印』のような気がしてならないのである。