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雑感日記

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政局論評

今回の逆転参院の結果のついて、いろんな人がいろんなことを言っている。

みんな評論家のような人だから、上手に分析し上手に表現はしているが、 「なるほどとうなずく程度で」 余り説得力がないようにも感じた。


そんな中で、田中秀征、元経企庁長官の発言はいろいろ面白かった。

今回示された「民意」を
「自民党と官僚が一体となり、国民の管理者のような発想で政策展開する統治構造が拒絶されたということだ。非自民の細川内閣以来続いた流れで、小泉さんの時代に一端途切れたが、安倍さんになって再び古い構造が頭をもたげてきた。」

私もその通りだと思う。
こんなに確りとは言えないが、民意は敏感にそれを察したということだろう。

「今回はあくまで政権信任選挙で政権選択選挙ではない。有権者は民主党に政権担当能力があると認めたわけではない。」
その通りだと思う。
今の民主党のままで政権を渡しても大丈夫かなと言う懸念がある。

政界再編が出来れば一番いいのかも知れない。
自民党の本当に革新的な人、民主党の中の自民党よりの人、殆ど思想は変わらないと思う。

若しこんな党が出来たら、そこに信任する。


地方の一人区の民主党の善戦を「地方出身の保守の小沢」が指揮したので票になった。
若し、「都会出身の管さん」が旗を振ったとしたらこうなったかどうかは解らないとも言っている。

「なるほど、そうかな」と思った。


まだ他にもいろいろ言っているが、政治を経験した評論家の強みを感じた。
何事も、経験することは机の前で勉強するよりも大事かなと思った。


少なくとも、私に対しては、説得力のある論評であった。
by rfuruya2 | 2007-08-01 09:13