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雑感日記

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農業政策

オンブズマン三木が農業政策と題するブログをアップされた。

三木の農業政策も紹介されて、「何が物足りないのか?」「みなさんはどう思うか?」と問われている。

そのコメントを書きながら、武雄市の樋渡さんとお話をした時のことと、北山村のじゃばらの話を思い出した。
北山村について、いろんな質問をした。こんなに丁寧に質問に答えて頂いたのは始めての経験である。
答えて頂いているのは、北山村観光振興課の池上さんである。

沢山の質問のなかから、答えて頂いた内容をピックアップしてご紹介する。


「村ぶろ開発のきっかけは、昨年9月村長よりバーチャル村民制度を設け、全国に北山村の応援団を作るための仕組みを考えるように指示があったことです。
少し、脱線しますが、
北山村では村ぶろのサービス開始以前から特産柑橘じゃばらの販売でWEBショップの運営をしております。
自治体によるネットショップ運営というのも珍しいことと思います。

経緯を紹介しますと

北山村では平成3年ごろからじゃばらを加工して特産品化しておりましたが、素人集団がやることだけに例年赤字続きでした。
平成12年市町村合併が現実味を帯びてきた蔡、じゃばらを今後続けるかどうかの議論がされ、そこから2年間これまで以上に一生懸命じゃばらの販売を行い、それでダメなら販売を中止しようということになり、最終手段として選択したのが楽天市場への出店でした。

幸いにも「じゃばらが花粉症に効果がある」というクチコミが広まり販売は軌道に乗り、出店前まで2000~3000万円であった売上から平成17年には2億円を越える売上にまで成長させることが出来ました。

詳しくはこちらのページでも紹介させていただいております。

バーチャル村民制度については、これまでのWEBショップ運営ののノウハウを期待されてのことだったと思います。
村民制度において検討したことは、「じゃばらの販売と結びつけること」「運営経費を制度から捻出すること」でした。

そのようなときに、たまたまWEB企画の会社からブログ構築の提案があり、村長に企画書を提案したところ、即座に議会に諮り、実施が決定されました。昨年11月後半のことです。」


これが答えて頂いたなかの20%ぐらいである。
他の自治体に同じ、質問をしらこんな答え方をして頂けるであろうか?
若し、三木市に質問をしてもこんなことには間違いなくならないのである。

他県の単なる一市民の質問にもこんなに真正面から答える姿勢に「真剣さ」が感じられる。
何事もちゃんと伝えようとする「想い」があるし、「その想いが伝わる」のである
三木に足りないものは、
こんな、「まともに答える真剣さ」が遠く及ばないと思う。
だから、計画は出来るが「想いが伝わらない」のである。



池上さんは、その後兵庫県中心のSNS「ひょこむ」のメンバーにもなられたし、
そこで立ち上げた三木のコミユニテイ「みっきぃふるさとふれあい公園」はまだ9名のメンバーだがそこにも「いけやん」のニックネームで参加されている。
「ひょこむ」の管理者「こたつねこ」さんは村ぶろのメンバーにもなられている。
三木市の「しんちゃん」も村ぶろのメンバーになられた。

上手く繋げば、どんどん繋がり力になるのである。
by rfuruya2 | 2007-10-24 07:38