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雑感日記

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淀川のダム

淀川のダムに『待った』が掛かった。

国が建設を進めようとしているプロジェクトに、足元の諮問機関から『脱ダム』を求められたのは異例のことだという。

その諮問機関の委員長が元国交省の部長さんと言いう専門家だと言うのも面白い。


世の中はそんな風に進んでいるのである。
以前、『大和川にアユ戻る』という記事を読んでブログにアップしたことがある。
その時のこんな資料の中に『Cプロジェクト』などと言うのがあって民間と一緒に進めていたと記憶していた。

その先頭に立っていた方だと言うかすかな記憶があるが、今日もう一度検索すれとそういうことは見つからなかった。
ひょっとしたら間違っているかも知れない。
その時思ったのは大和川河川事務所は立派だなと思ったのは事実である。


反対の理由が『お金が掛かりすぎる』と言うのがある。

これは私のサーキット建設を進めてきた実感から、『水処理の金』は地域住民ではなしに建設業界の保護のためにあるのではないかと思っていた。

ここにも報じられているように、200年に一度とか100年に一度しかないと言う大雨対策が基準になる。
水も流れていないような沢の水対策にダムではないが、堤防建設が必要である。
それが大きな金になる。サーキットのコースよりも費用が掛かったりするのである。


小さなサーキットでもそうだから、本格的なダムは3800億もかかるというのはそうだろう。
200年に一度の大雨にそんな金は勿体ない。
ダムを造っても下流の大阪の水位は20センチ以下などと言えば。それは不要と言うのが常識であろう。

そんな常識が、今まで通らなかったのである。
行政の常識も幾らか世間の常識に近づきつつあるのだろうか。

慣例を重んじていては、なかなか世間の常識に近づかない。
今回は元身内が機能した。
そこに居た人、そこに居る人に期待したいものである。
by rfuruya2 | 2008-04-24 05:49